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結露のしくみ

 

冬暖房を入れると壁面等が結露し、建物にダメージを与えます。雨漏りは雨の時だけですが、結露は雨に関係なく発生します。建物の不具合で最も恐ろしいものは結露なのです。結露により濡れた建物にはカビが繁殖し、シロアリや木材腐朽菌などが発生します。この結露は何故起こり、どうすれば抑えられるのか解説します。

 

結露発生のメカニズム

 

空気は温度が高いと多くの水蒸気を含む事が出来ます。しかし空気が冷やされた場合、含める水蒸気の量が減少します。水蒸気が空気に含める量を超えると結露が起こります。室内で暖まった空気が、壁面付近で冷やされると水蒸気が含めきれなくなり、窓や壁に水滴となって付着します。これが「結露」です。空気がこれ以上、水蒸気を含めない状態(飽和水蒸気)となったとき、結露が発生します。

 

遮熱と断熱の違いとは?

空気1㎥あたりに含める水蒸気の量

 

温度による結露発生の違いを解説

水蒸気含有が14g/㎥の場合

 

25℃の場合

25℃の場合

椅子が23席:水蒸気が14個 → 結露しない◎

(25℃の飽和水蒸気量は23.1g/㎥。14/23.1=湿度60.6%となります)

 

15℃の場合

25℃の場合

椅子が12席:水蒸気が14個 → 結露する×

(15℃の飽和水蒸気量は12.8g/㎥。14/12.8=湿度109%となります)

 

10℃の場合

25℃の場合

椅子が9席:水蒸気が14個 → さらに結露する×

(15℃の飽和水蒸気量は9.4g/㎥。14/9.4=湿度155%となります)

 

20℃の場合

25℃の場合

椅子が17席:水蒸気が14個 → 結露しない◎

(20℃の飽和水蒸気量は17.3g/㎥。14/17.3=湿度80%となります)

 

 

つまり、屋根、屋上、壁、ガラス等、外気に接する箇所の断熱性を高めると結露が発生しにくくなります。さらに換気、除湿を行うと、さらに効果的です。

 

 

■マサコートの結露防止効果及び塗膜付着性の検証結果について

 

25℃の場合

 

ガラス面の断熱には【マサコートα】
室内の暖かさを逃がしにくいうえ、外の冷たさも伝わりにくいので、ガラス面が冷えにくく、結露の軽減に有効です。断熱により温度差がなくなれば、空気中に含むことのできる飽和水蒸気量は上下することがなく、結露の発生を抑えます。